町並み展示館
大内宿町並み展示館 (大内宿本陣跡)

大内宿の本陣は、会津若松と日光今市を結ぶ下野街道(南山通り・会津西街道)の拠点のひとつとして江戸時代初期に建てられ、会津藩の初代藩主・保科正之、二代藩主・正経が江戸参勤のためにこの街道を利用し、ここで昼食をとったという記録が残っています。この時の行列の総人数は約600人で、宿場内はたいへんなにぎわいであったといわれています。
大内宿は、戊辰戦争の戦場にもなったことから、本陣に関する記録、図面等が散失し発見されていません。このため現在ある建物は、同じ街道の糸沢宿、川島宿の本陣を参考に設計し、昭和59年に復元したものです。
大内宿町並み展示館として復元した本陣は、大内宿のほぼ中央に位置し、殿様専用の玄関(乗りこみ)、上段の間、風呂、雪隠があり、茅屋根のどっしりとした風格とともに当時の面影を色濃く再現しております。館内では茅葺きに関する資料や昔の民具等の展示をしています。カッテにはいろりがあり、一年中薪を燃やし茅屋根の保存にも一役かっています。現代ではいろりのある生活も少なくなり、貴重な体験ができます。
施設名
大内宿町並み展示館
住所:福島県南会津郡下郷町大字大内字山本8番地 電話番号0241‐68‐2657
開館時間
午前9時~午後4時30分
休館日
12月29日~翌年1月3日まで
入館料
区分 | 大人 | 小・中学生 |
---|---|---|
個人 | 250円 | 150円 |
団体(30人以上) | 200円 | 100円 |
入館料の免除について
下記に該当する方は入館料が免除となりますので、受付にて手帳の提示等をお願いします。
1.身体障害者手帳をお持ちの方
2.療育手帳をお持ちの方
3.精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方
4.介助が必要な1.~3.に該当する方の介助者1名
その他入館料についてのお問い合わせは、下郷町教育委員会文化財係(下記)へお願いします。
更新日:2023年11月10日